安全・安心な畜産物を生産するための畜産業に、獣医師は重要な役割を担っています。
家畜が生まれ、飼養され、取引され、病気を予防し、診断し、治療し、伝染病を防疫、出荷し、家畜を改良する、動物用医薬品を研究する等の様々な場面で、それぞれのエキスパートの獣医師が、日頃から真剣に取り組んでいます。
近年、産業動物にたずさわる獣医師が減ってきています。とてもやり甲斐のあるすばらしい職業ですので、これから多くの産業動物の獣医師仲間が増えることを願っています。
大きくは、臨床にたずさわる獣医師と、行政にたずさわる獣医師に分けられます。
① 臨床にたずさわる獣医師
・開業獣医師
・畜産農場に勤務する獣医師
・福島県農業共済組合に勤務する獣医師
・福島県酪農業協同組合に勤務する獣医師
・全農福島県本部に勤務する獣医師
・水族館や競馬会に勤務する獣医師 など
② 行政にたずさわる獣医師
・県や市に勤務する獣医師
各県家畜保健衛生所
各県保健福祉事務所
県農業総合センター畜産研究所
各保健所
各食肉衛生検査所 など
③ その他
・製薬会社に勤務する獣医師
・薬販売会社などに勤務する獣医師
・教育機関に勤務する獣医師 など